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LIVE REPORT

K-122 Live Report
18 May 2001, At Club Asia

 

 

100%即興演奏・・・極限まで高められた緊張感と集中力

KANKAWA JAM "K-122"デビューライブはスリリングに展開した

 

ステージに登場したKANKAWAがおもむろCX-3に向かう・・・クリアなオルガンが響き渡り、いよいよ "K-122 JAM" のスタート!オルガンに続くNAOのサックスにはデジタルエフェクトがかけられ、オルガンと混ざり合ってより強くスペイシーに広がる。

なんとも心地よく浮遊しているところにドラムス RYOとベース KOIZUMIが加わる。RYOがやや機械的に、アップテンポに刻み、KOZUMIは2音からなるのゆったりとしたモチーフを繰り返す。これはいい!まさにトランスするのにピッタリだ!NAOのソロを十分に堪能したあと、「場」は次のシーンへ。

KANKAWA NAO

 

 

今度はゆったりとしたリズム。静かに曲は進む。KANKAWAがモチーフを提示、それをNAOが引き継ぐ。少し沈んだダークなブルーグレー。繊細な、だけど研ぎ澄まされたオルガンの音色。ブルージーに歌うサックス。心地よい気だるさに浸っているところにギター IZUMIが登場。彼のプレイは感情そのものが「音」となって表現されるかのようで、理屈抜きで惹きつけられる。

KOIZUMI "P" RYO IZUMI

 

オルガンが半音進行で下降をはじめテンポはミディアムに・・・「第3幕」に突入。ここでもNAOのサックスは冴えている。途中、KOIZUMIのベースが動き出し、除々にテンポアップ。全体がヒートアップする中、KANKAWAのオルガンが唸りをあげる。

 

メンバー紹介の後はボサノバ。NAOはフルートに持ち替える。ホッとするメロディーだ。ここでKANKAWAはフットペダルでメロディーラインを奏でる。KANKAWAのペダル、NAOのフルート・・・のんびりとした心地よい風を感じる。

 

Pedalを踏むKANKAWA Fluteも聴かせたNAO

 

オルガンとフルートの美しいハーモニーを断ち切るように、ファンク・ビート・アップ!会場全体、リズムに乗って踊る。KANKAWAのオルガンがここぞとばかりに叫びを上げ、IZUMIが体全体でギターを弾きまくる。そしてNAOのサックスにかぶるようにドラムソロ!ラスト、KANKAWAのオルガンがビートの上で縦横無尽に鳴り響き、ビシッとリズムを決めてフィニッシュ!

 

ここまでなんの説明もなくレポートしたのだが、今日のライブは「全て即興演奏の40分間」だったのである。それが解っていながらも、あまりに見事なアンサンブルで「全て即興なのだ」ということを忘れてしまう。

全くの即興ゆえの「極限まで高められた緊張感と集中力」そしてその中で描かれるスリルに満ちたK-122の世界。そこに描かれたスペイシーな空間の中で、音は散りばめられ、ファンキーにはじける。彼等の精神と同調した時、そこにいる全てはK-122とともに、音とリズムの波間をただよう快感を味わうだろう。

 

Report & Photos: S.HATANO

 

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