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LIVE REPORT

A special party for the Grand Year-End of 2009 & welcoming in a Happy New Year 2010 with INCOGNITO
January 4 2010 at Blue Note Tokyo



タイトに締まったビート、見事なアンサンブル、ブルーノートはファンキーサウンドのシャワーに包み込まれた



< Second Set >

2009年、結成30周年を迎えたインコグニート。大晦日のカウントダウン、年明け3日の30周年記念のスペシャルライブと、2010年ブルーノートはブルーノ率いるインコグニートで華やかに幕をあけた。
この日のライブも前日の余韻を残すかのように、メンバー、オーディエンスともにハイテンションでのスタートとなった。1曲目「THINKING ABOUT TOMORROW」からアンコール「I HEAR YOUR NAME」まで、タイトに締まったファンクビートにコーラス、キーボード、ホーンなど、全てのサウンドが一体となる見事なアンサンブルを聴かせ、会場全体がファンキーサウンドのシャワーに包み込まれた。もちろん、プレイヤーは芸達者揃いなのだが、これらメンバーの個性を活かしながら、まさに完璧にバランスのとれたアンサンブルとしてまとめてしまうブルーノの手腕に、改めてすごい、と感じた。

とにかくダンサブルで楽しいステージだったが、特に印象に残ったのは3人のボーカリストによるコーラスの素晴らしさ、そしてキーボーディスト、マット・クーパーによる圧巻のプレイだ。ブルーノ自身は、ほとんど前面にでることはないが、インストナンバー「EXPRESSO MADUREIRA」では、さすが、と思わせる切れのよいカッティングを聴かせていた。

アンコールではメンバーがパートチェンジし、ブルーノがヴォーカルをとる、というファンサービスもあり、最後まで大いに盛り上がると同時に、ブルーノの人柄が醸し出す、温かい空気に全体が包まれていた。


Members:
Jean Paul "Bluey" Maunick(g,vo)
Vanessa Haynes(vo)
Joy Rose(vo)
Tony Momrelle(vo)
Paul Greenwood(sax, fl)
Sid Gauld (tp)
Dave Williamson (tb)
Matt Cooper (key)
Francis Hylton(b)
Pete Ray Biggin(ds)


Set List)
1. Thinking about tomorrow
2. Roots
3. Morning sun
4. As
5. Still a friend of mine
6. Get into my groove
7. Did we really every try
8. Expresso Madureira
9. This thing called love
10. Colibri
11. Reach out
12. Nights over Egypt
13.Everyday
14. I hear your name

Report by Asako M
Many Thanks to Blue Note Tokyo



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